ご挨拶

会長挨拶

会長

寝屋川市病院協会第6代会長
宮﨑 悦子

昭和45年頃、寝屋川市内の病院が集まって親睦と連携を目的に会合を開いていました。その後、昭和49年8月13日 11病院で寝屋川市病院協会が設立され、病院相互の親睦・情報交換・向上発展、寝屋川市と協力して救急医療を中心とした地域医療に貢献することになりました。
お蔭様でこの度2024年8月12日に創立五十周年を迎えることが出来ました。これもひとえに、初代会長の藤本病院 藤本哲雄先生をはじめ、歴代会長の松島病院 松島磐先生、藤本病院 石山憲雄先生、青樹会病院 三好勝彦先生、ねや川サナトリウム 長尾喜一郎先生、並びに役員の先生方、そして会員病院の先生方のご尽力と寝屋川市医師会、歯科医師会、薬剤師会、寝屋川市、寝屋川保健所、寝屋川警察署、寝屋川消防署等行政機関、地域包括支援センター、訪問看護ステーション等福祉関係機関や施設の皆様方のご支援ご協力の賜物と、心より感謝御礼申し上げます。 平成23年1月5日に一般社団法人化し、令和6年8月で13年7カ月となります。平成22年7月1日に関西医科大学香里病院が建て替え再開院し、平成25年8月1日に寝屋川生野病院が新規入会され、現在の会員は14病院となっております。
この50年間の当協会の活動は、毎月の定例会が中心となっており、地域連携部会・事務長部会納涼会・忘年会・懇親スポーツ会等も開催しております。また、寝屋川市等からの要請に対する協力として、ねやがわプールズ、寝屋川ハーフマラソン、新型コロナワクチン接種会場等への医師や看護師の派遣も行って参りました。また設立40周年の平成30年11月には「元気!ねやがわ」を合言葉に、アルカスホールに於いて市民の皆様に向けた記念イベントを開催致しました。
現在の社会情勢は50年前と大きく変化し、少子化超高齢化社会にますます拍車がかかり、2025年を迎えようとしております。また、2019年に新型コロナウイルスという前代未聞の感染症の出現、それ以外にも様々な感染症が私達の日常生活を脅かしており、一方、地震・台風・大雨などの自然災害もより複雑化し、人々に甚大な被害をもたらすことが日常茶飯事となって参りました。そこで当協会は、寝屋川市との「災害時の医療救護に関する協定」を締結し、医師会・歯科医師会・薬剤師会と協力して、14病院が連携・役割分担し、寝屋川市民の方々の命を守るべく、災害時における医療救護体制を整えております。病気や災害等で日常生活に支障をきたしておられる市民の皆様が安心・安全な生活を取り戻すことができるよう、今まで以上に多職種と連携・協力して診療に尽力して参りますので、今後とも皆様のご支援ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。